平成10年12月
定例会(第4回)
平成十年第四回
宇土市議会定例会会議録 第三号
平成十年十二月九日 (水曜日)午前十時開議 ●
議事日程 日程第一、質疑・
一般質問 一、
九谷新吾君 1
馬門石の現状と展望について 二、
宮本直寛君 1
上天草・
宇城水道企業団について●本日の
会議に付した事件
議事日程のとおり●
出席議員名(二十一名) 一番 上 村 雄二郎 君 二番 西 山 宗 孝 君 三番 九 谷 新 吾 君 四番 野 添 正 利 君 五番 杉 本 信 一 君 六番 堀 内 千 秋 君 七番 西 山 誠 一 君 八番 北 村 静 剛 君 九番 村 田 宣 雄 君 十番 浦 上 清 君 十一番 杉 内 良 一 君 十二番 田 代 厚 志 君 十三番 嶋 本 善 光 君 十四番 宮 本 直 寛 君 十五番 田 中 哲 也 君 十六番 中 山
新之助 君 十八番 宮 崎 征 司 君 十九番 建 脇 憲 一 君 二十 番 中 村 忠 儀 君 二十一番 岩 本 広 海 君 二十二番 川 口 亀 親 君●
欠席議員(一名) 十七番 河 野 龍之祐 君●説明のため出席した者の職・氏名 市 長 田 口 信 夫 君 収 入 役 久 森 庸 助 君 教 育 長 坂 本 光 隆 君
総務部長 太 田 龍 生 君
企画開発部長 中 村 恵 一 君
市民部長 中 井 滉 君
福祉生活部長 那 須 宅 巳 君
経済部長 太田黒 政 君
建設部長 藤 本 司 君
国体推進室長 村 田 武 義 君
教育次長 佃 寿 範 君
水道局長 中 山 征 二 君
秘書課長 大 橋 和 義 君
総務課長 宮 迫 亮 平 君
財政課長 須 藤 良 三 君
企画広報課長 岩 本 清 嗣 君
地域開発課長 中 島 修 一 君
税務課長 田 中 幸 一 君
市民課長 下 田 邦 弘 君
生活健康課長 町 田 圭 吾 君
福祉課長 三 浦 寿美子 君
児童センター所長 千 田 明 則 君
農林水産課長 河 野 孝 義 君
商工観光課長 池 田 信 夫 君
地籍調査課長 那 須 久 君
土木課長 那 須 稔 君
都市計画課長 園 田 直 之 君
下水道課長 宮 下 正 信 君
工事検査課長 高 岡 健 治 君
国体庶務課長 吉 永 栄 治 君
国体競技式典課長 松 田 節 夫 君
網田支所長 山 本 孝 敏 君
網津出張所長 西 村 敬 司 君
水道業務課長 米 田 為 雄 君
水道管理課長 林 田 俊 幸 君
会計課長 中 尾 勝 子 君
農業委員会事務局長 江 口 建 紘 君
選挙管理委員会事務局長 小 木 真 也 君
監査委員事務局長 栗 原 敏 雄 君
学務課長 中 山 国 光 君 生涯
学習課長 園 村 良 一 君
中央公民館長 前 田 豊 君
文化振興課長 今 村 謙 二 君
市民会館長 宮 本 健 吾 君
図書館長 竹 広 鉄 也 君
給食センター所長 安 田 豊 君
上天草・
宇城水道企業団事務局長 今 村 弘 君●
議会事務局出席者の職・氏名 局 長 上 村 勝 行 君 次 長 元 田 正 一 君
議事係長 野 口 敏 君 (午前十時三分 開議)
○
議長(
中山新之助君) おはようございます。これより、本日の
会議を開きます。 本日の
会議に十七番
河野龍之祐君から
欠席届が出ておりますので御報告致します。
△日程第一 質疑並びに
一般質問
○
議長(
中山新之助君) 日程第一、昨日に引き続き、質疑並びに
一般質問を行います。 発言の通告があっておりますので、順次これを許可します。
○
議長(
中山新之助君) 三番、
九谷新吾君。
◆三番(
九谷新吾君) おはようございます。 冒頭
質問させて頂きたいと思いますが、通告の通り、
馬門石の現状と展望についてでございますが、この
質問をする前にお断りと申しますか、
網津、
住吉先輩議員各位おられますけれども、この
馬門石に関して
平成六年から
地域づくり団体という流れの中で関わってきた
延長で、今回の
質問をさせて頂くという事で、御理解とお許しを頂きたいと思いますが、宜しく
お願い致します。 では、
質問をさせて頂きたいと思います。この
馬門石、この現状と申しますか、
皆さん方周知御存じと思いますけれども、
網津、
馬門地区に点在をしていると申しますか、大変歴史的な価値、
財産という私どもの見地というか私なりに思ったことがございます。実を申しますと、先程ごあいさつの中に入れました
平成六年度、実質は
平成七年十月の二十一日から二十七日まで開催されました
宇城地区を中心とした
県民文化祭にこの
馬門石を宇城の
石文化の
延長で引き出してみようと、当時は
地域づくりという
地域の
活性化ということを
延長とした
企画でございまして、何とかこの流れの中で
馬門石を
イベントとして光を当ててみようという
企画が当時でございました。実質、約半年
調査事業を行って、その上で
企画案を提示したわけですけども、財源的、予算的な措置の
背景の中で、それが実を結ばなかったという経緯がございます。何はともあれ、その中から数年間経過をしておりますけれども、
新聞紙上或いは関連する資料にもですね、この
馬門石というのが熊本県産、或いは熊本県、
阿蘇ピンク石という表現でよく、日常的ではありませんが新聞でも見る機会が最近増えております。そういった
背景も色々含めながら、この現在まで
イベントとしてきた
馬門石に是非とも
行政レベル或いは地元を含めた
コンセンサスを取りながら、
是非宇土の
活性化にこの
馬門石が前面に出てこないかという思いで、今日の
一般質問をさせて頂きたいと思います。 そこで、あえて私が
馬門石の云々をどうのこうの申し上げて何でございますので、
教育委員会の方、大変ご熱心に近年この
馬門石に関しての
調査を行っていらっしゃる
背景がございます。その点を含めて
教育委員会の方に
質問を致しますが、この
馬門石に歴史的な
背景というものを少し御説明を頂ければと思いますが、遡れば千五百年以上に遡る話でございますので、凝縮されても結構でございますから、
お話を頂ければと思います。宜しくどうぞ
お願いします。
○
議長(
中山新之助君)
教育次長、佃 寿範君。
◎
教育次長(
佃寿範君) 只今の
質問に、お答え致します。
馬門石と言えば、
船場橋や
轟泉水道に使われていますので、市民の
皆さんにとってはなじみの深いものと思っております。今から八、九万年前に出来た石でありまして、阿蘇山の噴火の折に出た火砕流が堆積したものであります。
馬門石が最初に使われたのは、今から千六百五十年くらい前の
古墳時代の中期で、網田の
ヤンボシ塚古墳をはじめとして、
熊本県内だけでなく、
岡山県や大阪府、奈良県、滋賀県などの古墳に使われており、
近畿地方の最
有力豪族の棺にいくつも使われておると。船か筏で運ばれていたようであります。
馬門から有明海に出て、東シナ海、玄界灘を通って関門海峡から瀬戸内海に入り、
近畿地方まで四十から五十日ぐらいかけて運んだようでございます。 今年になって、二十六代目になるということですけども、
継体天皇のお墓と言われる大阪府高槻市の今
城塚古墳からも
馬門石石棺が発見され、天皇が
馬門石石棺に埋葬されたということが分かり、大きく報道されております。本格的に採石が行われるようになるのは
江戸時代、
江戸中期以降のことで、
宇土細川藩六代
藩主細川興文公、
月翁公でありますが、
轟泉水道樋管に使ったのをはじめとして、多くの場所に使われております。
費亜kん樋管以外では、
御存じの
通り眼鏡橋や鳥居、水門、祠、灯籠、
欄干等など、数え上げればきりがないほど多種の用途に使われております。
馬門石は一般に定着しているものと思います。戦後、
コンクリートブロック等が入り出しまして、昭和三十三年頃になりますと全く使われなくなり、
馬門石の採掘はストップしているということでございます。
○
議長(
中山新之助君) 三番、
九谷新吾君。
◆三番(
九谷新吾君) どうもありがとうございました。 特に、今
教育次長の
お話の中で、興味を持つことですが、今年の一月の十八日でございますけれども、今、次長から
お話があった
継体天皇の今
城塚古墳から
馬門石の破片が出てきたという
熊日新聞の一面にカラーで掲載をされた経緯がございます。至極残念なのは、熊本県産という名称だけしかその記事には明記されていなかったというのもございますけれども、それだけに先程から繰り返して申し上げるように、大変な
歴史的背景を有していると。特に又、千五百年も遡って
宇土と大阪、奈良、和歌山、滋賀ですね畿内を中心とした豪族との交易が行われたという
背景。そういうものをこういう角度で聞きますと、地元にこれだけの有した
財産、
地域的資源という表現はふさわしいかどうか分かりませんが、
財産があるということを、是非なんか着目した上でこれがなんか
宇土のですねコンセプトと申しますか、
まちづくりの
延長の中に活用できないものかというのが冒頭の団体における関わりでございます。 そこで、今実状いろんな角度で
研究模索をしている段階ですけれども、
企画の方にお尋ねしますが、現状どういうふうな形でこの
馬門石を捉えていらっしゃるのか。又、その流れについて少し
企画サイドの方から
お話、
質問をさせて頂きますけれども、宜しく
お願い致します。
○
議長(
中山新之助君)
企画開発部長、
中村恵一君。
◎
企画開発部長(
中村恵一君)
九谷議員の
馬門石の現況についてということで御
質問にお答え致したいと思います。
馬門石の
歴史的経緯につきましては、
只今教育次長からの説明があったとおりございます。近代においても、門扉或いは倉庫の土台、
敷石等において広く利用されてきた訳でありますが、最近ブロック或いは
セメント等の普及によりまして、現在はほとんど利用されず、旧家にわずかに残っているだけとなっているところでございます。現在、この
馬門石の
歴史的価値、或いは
文化的価値にスポットを当て、
宇土市の
地域活性化に活かせないかという取り組みが
社団法人熊本県
青年塾で行われてきており、去る十月二十四日と二十五日の両日、県の
地域活性化支援アドバイザー制度を活用いたしまして、市の
関係各課同席の元に
埼玉大学の
本田教授をお招きし、
馬門石の特性、
活用方法等について助言を頂いておるところでございます。その席上、
本田教授からはこの
馬門石は軽くて
保水性がよく、柔らかいため、加工もしやすいと。又、色の情感もよく、栃木県で採出される
大谷石よりむしろ彫刻には優れているとの評価も頂いております。 又、
住吉中学校においては、
課外授業として
馬門石を素材にした彫刻に取り組んでおります。どのような作品が完成するのか、その完成を心待ちにしているところでありますが、市と致しましても
まちづくりの一環として、
馬門石をどのような方法で活用していけるのか、今後検討していく課題であると認識をしておるところでございます。 最初お聞きしたときは、茨城県産というようなことでございましたが、これは電話での問い合わせでございましたので、
辞書あたりをひいてみますと栃木県というようなことでございましたので、改めて栃木県産の
大谷石ということでございます。
○
議長(
中山新之助君)
九谷新吾君。
◆三番(
九谷新吾君) ありがとうございました。 今、
お話の中で、
住吉中学校の
お話が出てましたけれども、今
子供たちが、約一.六トンの石に
彫刻制作活動をやっておりますけれども、このねらいについても地元の
子供たちが
馬門石とはなんぞやということを認知するというか知るというか、そういったねらいを持って、
埼玉大学の副学長でございます
本田先生のアドバイスを受けた上で、今
制作活動に入っております。特に、
地域の
コンセンサスというのはそういうところから少しずつ広げていった上でという思いもありますが、今回、せっかくと言ったら申し訳ないんですけども市の方の計らいで、
平成十年度の
地域活性化事業の
アドバイザー制度、今部長の方からの御答弁の中にありましたけれども、貴重な
報告書が出ております。今、手元に持っておりますけれども、
是非企画においては、この報告に基づいた形でより具体的な、言葉にはありましたが、今後検討していくということでありましたけれども、是非これが実を結ぶような形で
体制づくりを
お願いしたいと思います。 それで市長の方のお尋ねいたしますけれども、今、
教育委員会或いは
企画の方からの答弁と申しますか、
お話の
延長を含めて、市長御自身はこの
馬門石をどういうふうに捉えていらっしゃるのか、或いはこれを
まちづくりの一環としてどういうふうにして市長は夢を描かれるのか、もしよろしければ御
質問したいと思います。宜しく
お願いします。
○
議長(
中山新之助君) 市長、
田口信夫君。
◎市長(
田口信夫君) お答えを致します。 只今、
九谷議員から御
質問があっておりますこの
馬門石につきまして、残念ながら、私も今の段階で詳しく承知をしておる訳ではございませんが、今年度、今御指摘があっておりますようなことで、
専門家の
先生方に色々とこの
馬門石についての
調査等を
お願いを致しましたところ、非常に貴重な素材であるということから、工夫をすればということで、十分
地域興しに役立つような
活用策が出来るのではないかというような感触も得ておるところでございます。当然ながら、先程来、
教育委員会或いは
企画開発部長の方から、この
馬門石についての歴史的な
背景等についても、詳しく御説明を申し上げました通り、
宇土市に埋蔵する貴重なそういった石という資源を活かして、これが
地域興しに役立つということになれば、大変これは有り難いことであります。 これからどういう形でこれを活かした使い方をしていくか、研究しなければなりませんが、今申し上げておりますように、今日非常に
新建材等が普及を致しました。一番の隘路といいますのは石工さんの確保、やはり
加工賃が相当高くつくと、素材としては非常に優れた素材でありますけれども、
加工賃がどうしても高くつくというようなことを何とか克服しなけりゃならんのではなかろうかと。しかしながらいいものは
それなりの価値を産むわけでありますから、多少そこに
加工賃がかかったとしても、需要が見出すことが出来ればというような思いも致しております。若干時間をかけてそこら辺を
十分調査を致しまして、地元の方々もこの
馬門石には大きな期待をされておるようでございますので、地元の
皆さん方の御意見も十分拝聴いたしまして、この
馬門石の
活用策について研究をして参りたいというふうに思っておりますので、宜しく
お願いを致します。
○
議長(
中山新之助君)
九谷新吾君。
◆三番(
九谷新吾君) どうもありがとうございました。 昨日、
西山議員さん
西部開発、高
規格道路を含めた御
質問が出てましたけれども、この御多分に洩れず、
住吉、
網津も西部という
位置付けの中で
西部開発という
位置付けの中で、この
住吉と
網津、従来から色々と論議をされておりますけれども、
住環境整備を合わせた形で、この
馬門周辺、或いは
網津周辺が
それなりの整備が出来れば相当というなんか私なりの思いを持っております。実を申しますと、今日の新聞にもその
西山議員さんに関連した記事でございましたけれども、道の駅が載っておりました。これは当然この駅をつくるという事は、
それなりの
流動人口があるという前提の上での道の駅だと思います。ただ
かき寄せをするという意味合いだけではないと思います。そういう
背景からすると、この五七号線というのは、年間に数百万台の車が通行、往来をしているということになります。その
延長から考えるならば、この
網津、いわゆる
馬門大変な
財産をどういうふうな形でこの
流動人口に結びつけるかという先程市長から
お話があった工夫という
延長の中で、何か御披露願えれば、私は
網津、
住吉は相当
活性化をしていくんじゃないかなという気はしております。 特に、私どもも色んな
地域に出向いていって接点がございますが、その
地域を知ろうとするときに、そこの人口とか
経済規模とかそういう云々の記憶というのはあまり残らないものでありますが、その中でその
地域、或いは街、或いは市の個性というものが前面に出たときに、その記憶というのは
皆さん方もよく御理解、今私が申し上げていることは御理解頂けると思いますけれども、その個性を聞いて初めてその街の記憶を留めることが出来るという事なんです。
宇土市というのは、確かに
歴史的財産をこの
馬門石に限らず、数多く有しております。昨今太鼓の方も市の方の御配慮を県の
助成事業の中で活発な動きを示しておりますけれども、他にも随所に文化的、或いは
歴史的背景を有した
財産を持っております。それが、出来るならば
宇土の顔として点だけでなく、点と点がつながるような状況の中で
文化行政に働きかけ、或いは積極的な対応が出来ればという思いがございます。その
延長が、
一つ馬門石でございます。 それで、私の方から要望というか申し上げたいのは、特にあの
教育委員会の方でございますけれども、
馬門石の製品の
調査、先程
教育次長の
お話の中にあったように、現存してまだ
馬門石が散財を、市内の中心はもちろん、全国にもそういった
背景は
新聞紙上で申し上げた通りでございますけれども、そういった状況を把握するという
調査、それから
歴史資料調査ですね、そして
民族調査、そして
馬門石の石切場の
調査、いわゆる
年代別とかですね、それから地質とかというのも
是非調査を行って頂きたいという事を要望したいと思います。 それから
企画の方でございますけれども、やはりその
開発或いは、それが産業興しになるのか
観光開発なのか分かりませんが、どれだけの分布にどれだけの
埋蔵量があって、もしくはいわゆる
開発を行うに至っては
環境アセスメント、いわゆる公害の問題とか、或いは
土石流、あすこは傾斜地の
土石流警戒地域ですか、いう
背景もはらんでおりますので、そういったことも出来れば具体的な
方向性の中で、早急とは申しませんけれども、
調査に移って頂きたいという、
基本調査をその中で行って頂きたいと思います。それがひいては新たな発見とつながって、
地域の
活性化につながる要因とも私はなりかねないと思っておりますので、是非、この
馬門石が
宇土市の個性という特性という中で、これだけ歴史的な
背景を有してる石を何とか日の目の中でですね、是非
馬門石、或いは石を中心とした
馬門、
網津、
住吉の
活性化につながる、ひいては
宇土の
活性化につながるような形で、是非御努力を
お願いしたいと思います。これを持ちまして私の
一般質問を終わります。 (拍手)
○
議長(
中山新之助君) 十四番、
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) おはようございます。 宮本でございます。大変申し訳ないんですが、ちょっと昨日
あたりから風邪をひきまして、
皆さん方には迷惑をかけるかと思いますが、宜しく
お願いします。ちょっとのどの調子もちょっとおかしゅうございますので、お許し頂きたいと思います。 私は
通告通り、
上天草・
宇城水道企業団の
管理運営について御
質問をさせて頂きたいと思います。
皆さん方御承知かと思いますけれども、この
企業団においては、
市議会におきましても、色々と問題がありまして、やっと
企業団設立に向かったわけでございます。何せ巨額なお金を使って、八代の方から
宇土、天草そちら
関係市町村の方に水を引っぱってくるという壮大な
事業でございます。そこで、
宇土市としましても
出資金なり
負担金なりを相当額納めなければなりません。そこで、私達も今後の
企業団の運営について知っておかなければならないという立場から今日の
質問になった訳でございます。 それでは、この
企業団は一市七町一村で構成され
平成十年、今年なんですが一月二十三日に設立をみたものです。それは、先程申し上げましたように、
上天草地域においてはいわゆる恒常的な水不足の解消と
宇城地域においても
地下水の
水位低下や
水質悪化が進行しており、今後の安定的な良質な
水源確保を目的として、県が管理をしております八代市の八代
工業用水、これは日量五万トン、この内二万一千五十トンを上水に転用し、
上天草・
宇城地域に送水するという
事業でございます。
事業費はこれは
新聞報道あたりでもちょっと書いてありましたけれども、総額二百三十億円で、
平成十五年四月に給水を目指す。壮大な
事業ですが、
企業団設立前の
平成七年六月議会において、
水資源問題調査特別委員会が設置をされました。
平成八年十二月までに九回の審議がなされ、
企業団設立に至りましたが、いまだ不透明な問題が残っており、速やかな
問題解決が市民に
安心感を与えるものと確信を致しております。 とりわけ、最終的には市民が買う水の単価に行き着くわけですが、これについては昨日の
西山宗孝議員が簡水、
簡易水道の料金の問題を提言をされましたが、それと結びつく訳でございます。その前にどうしてもクリアしなければならない
水利権の取得があります。そこで、
企業団といいますか、これは市の方から
企業団に出向されております職員の方がいらっしゃいますので、お聞きいたしますが、まず一番目に、
建設省の方にいつ
水利権の取得を申請をされ、
水利権は取得できたのかということから御
質問させて頂きます。宜しく
お願い致します。
○
議長(
中山新之助君)
水道企業団事務局長、今村 弘君。
◎
水道企業団事務局長(
今村弘君) お答え申し上げます。
水利権の問題でございますけれども、
水利権は
建設省絡みでございますので、昨年の三月の二十日の
水利権使用の許可の
申請書を提出いたしまして、最終的には六月二十九日に許可を頂いたところでございますが、この間、
建設省ですね九地建はもとより八代
工事業事務所、関係します八代市
土地改良区との御了解を頂きまして、六月二十九日に
水利権の
水利権の許可を頂いております。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) 六月二十九日に許可を頂いたという事でありますならば、今後の
工事着工、
工事着工はいつからか、又その部分はどこから開始をされていくのかお聞きします。
○
議長(
中山新之助君)
水道企業団事務局長、今村 弘君。
◎
水道企業団事務局長(
今村弘君) お答え申し上げます。
平成十年度の
事業の内容と
進捗状況でございますけれども、本
年度事業につきましては当初
計画初年度でございまして、十一年度以降
調査程度の予算と思っておったわけでございますけれども、御承知のように国の
景気浮揚等の関係もございまして、
平成十年度で十五億円程度の
事業費がついております。そこで主な
事業といたしましてはですね、一番に
工事費でございますが、これは主に送水管敷設工事でございまして、約十億円程度でございます。それと設計委託事務、これが約一.九億円、一億九千万見込んでおります。それから地質
調査委託料が約五千万程度ございまして、現在発注も終わったところでございまして、現在の
進捗状況はですね、七月発注の委託先は終わったところでございますけれども、現在はあとの部分をまだ今
工事着工継続中でございます。今年中の
事業場所はですね、申し上げますと、姫戸町の国道二六六号線を二ヵ所、それに松橋町をですね、町委託分も含めまして二ヵ所、それから小川町はですね二ヵ所予定をしております。大体以上でございます。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) ありがとうございました。 工事につきましても、非常に計画通り進んでおるようでございますので、努力をしながらがんばって頂きたいと思います。 次に、本市においては、日量四千トンの給水を行うことになっておりますが、
平成十五年供給開始時点で、これは水道局の方になりますか、
平成十五年の供給開始時点までにどのくらいの量が、水の量が不足する計算になっておるかお答えを願いたいと思います。
○
議長(
中山新之助君)
水道局長、中山征二君。
◎
水道局長(中山征二君) お答え申し上げたいと思います。
平成九年度の実績を申し上げますと、一日
あたり六千八百トンの配水をしておる訳でございます。現在、水道のボーリングでございますが、轟水源と花園水源二つに分かれております。それを併せますと約七千七百トンということでございますので、十五年までは十分それでいくかと思っております。 ただ、水質の問題がありまして、十五年の供用開始、今議員がおっしゃったように四千トンを一応花園の配水池に入れまして、それを花園水源と交換していくという形で進めて行きたいという計画でございます。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) あのですね、十五年の供用開始までにですね、十五年でも結構なんですが、その時点において、いわゆる今の水ですね、これは人口増加率
あたりを計算されたところの数字が出とるかと思いますが、その数字で結構でございますので、不足分があるというふうに私ちょっと聞いておりますので、あるならば、その数字をちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○
議長(
中山新之助君)
水道局長、中山征二君。
◎
水道局長(中山征二君) 今利用している範囲内においては、不足はないと思います。あと、余裕といいますか、約八百トンありますので、約八百戸の住宅に対応できるということを踏んでおります。そういうことで、今の住宅の需要からしますと、大体、今の水道でいくんじゃないかと思っております。 ただ、今八八%の利用率でございますが、これが一〇〇%の利用になった場合は若干不足が来すかと思っております。以上でございます。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君)
水道局長につきましては、大変失礼いたしました。通告もしていなくて
質問いたしまして、今の現状の考え方からいきますと、水の不足する分は心配ないということでよろしいでしょうか。ありがとうございました。 それでは、ちょっと、又
質問がちぐはぐになりますけれども、上水道転用の前提となる水道法に基づく水道用水供給
事業の許可、これはいつになっておるか、
企業団の方にちょっとお伺い致します。
○
議長(
中山新之助君)
水道企業団事務局長、今村 弘君。
◎
水道企業団事務局長(
今村弘君) お答えを申し上げます。 水道使用利用許可につきましてはですね、三月の二十三日に県知事宛に提出いたしまして、許可を頂きましたのは三月三十一日でございます。二万五千トン以下はですね、県知事の許可でございますので、三月三十一日に許可を頂いております。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) ありがとうございました。 順次ちょっと
質問に入りますけれども、次に、
平成九年十月十六日付けで、熊本県知事に八代
工業用水転用に伴う財政、人的支援に関する陳情がなされております。その回答について、県の方からあったかと思いますけれども、それについて御報告を
お願い致します。
○
議長(
中山新之助君)
水道企業団事務局長、今村 弘君。
◎
水道企業団事務局長(
今村弘君) お答えを申し上げます。 十月十六日に陳情いたしましたその内容はですね、これは県知事と県会
議長さんと公営企業管理さんにした訳でございますけれども、内容四点ほどございますので、若干読んでみたいと思います。 一番にですね、八代
工業用水の施設譲渡額(上水転用水分)の負担分については対象外とすること。 二番が、水道
企業団が行う用水供給
事業に対する財政援助措置を図れること。 三番が、八代
工業用水施設で改良改修に伴う費用は県費負担とすること。 四番目が、
企業団への県からの人的支援を図られるということで四つの要望をしたわけでございますが、県の回答と致しましてはですね、前向きに検討するということでございまして、最終的にはですね県費支援が国庫補助金額の六分の一ですね。それと
企業団が借ります企業債の利子分の二分の一を補助したいということでございます。それと、譲渡額につきましてはですね、これも非常に考慮をするということで回答は願っております。ということで、現在
事業に取り組んでおるわけでございますけれども、約
企業団が借ります金がですね、約三分の一が基本でございますけれども、六分の一に減ったということでございます。以上でございます。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) それではですね、只今、陳情の内容を御説明されましたけれども、ちょっとお伺いしますが、一番最初に書いてありました八代
工業用水の施設譲渡額、これは上水転用水のですねこれは。の、負担については対象外とすることになっておりますが、これについて、ちょっと御説明
お願いしたいと思いますが、私の勘違いでしたら、申し訳ないんですが、私の考え方を申し上げますと、実はこの八代
工業用水というのは、熊本県が二十年ぐらい前でしたか八代市の八代臨海工業地帯に伴う水を確保するために、通産省の方から補助を受けてつくったという経緯があると思いますが、そして、その水が利用がなくて約四万トンぐらい余っておると。そしてそれを水不足になっておるいわゆる天草
地域とかこの
宇城地域に転用してそれをやるんですよと。ところが、熊本県は通産省の補助を受けておるわけですが、その通産省の方は、その出したいわゆる補助金を返還せよというふうに言っておるだろうと思うんですけども、それに関するこの一番の陳情になってきておる訳でしょうか。それをお聞きします。
○
議長(
中山新之助君)
水道企業団事務局長、今村 弘君。
◎
水道企業団事務局長(
今村弘君) お答えを申し上げます。只今の
質問でございますけれども、譲渡額は国庫補助金数字の関係でございますけども、返納分が残高が二億五千二百万円ございました。そして今、県がですね管理しております譲渡残額がですね二十億円程度ある訳ですね。そのうちの
宇土市の方にはですね、八億六千七百万程度負担をして欲しいということでございます。これは、四万トン五万トンの中でですね、
企業団が二八.二%ございましてその分の負担分がですね八億六千七百万ということでございます。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) ありがとうございました。 次に
質問を致しますが、水価についてお聞きしますが、いわゆる巨額の
事業費を要するわけですから、当然市の水道料金も値上げ必至ということになると思います。また、そういう国、県の補助があった場合となかった場合の水価の違いというものは、以前資料としては出ておりましたけれども、今の段階での水価、これの国、県の補助があった場合となかった場合、又はその国、県補助が確定された場合には、確定されておる場合には、その補助額を含めたところでの水価の値段、水価の値段というとおかしいですけれども、水の値段をお知らせ願いたいと思いますが。
○
議長(
中山新之助君)
水道企業団事務局長、今村 弘君。
◎
水道企業団事務局長(
今村弘君) お答え申し上げます。 先程の
質問で、補助金あった場合、ないという場合がございます。現段階でですね確定しております確定段階で御答弁申し上げます。一応今の
事業の中でですね、三分の一が国庫補助金でございます。それから六分の一が県費補助でございます。その残りの六分の一がですね
企業団の起債でございます。残りの三分の一が市町村が出します一般会計出資債ということで思っております。 ところで、水価につきまして、基本的に決まったわけでございませんけれどもですね、一番市民生活に直結いたしますので、なるべく安くあがるように今努力しているところでございます。ということで、県費支援
あたりもですね十分働きをして願っておるところでございまして、まだはっきりした数字は分かりませんけれどもですね、市といたしましてはですね、百円前後で出来ればという事で今精一杯努力しているところでございますので、宜しく
お願い申し上げたいと思います。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) ありがとうございました。 先の
水資源問題調査特別委員会においては、これは市の水道料金になりますが、一トン
あたり二百五十円を目処にこれを上回らないような努力をして頂くという報告がなされておりますので、市の方に、市の水道局におかれても相当の努力をはらって頂いて、安価な良質な水を提供できるように
お願いをしたいというふうに思っております。どうか宜しく
お願い致しします。 次に、市長にお伺いを致しますが、
質問がちょっとあちこち飛ぶかと思いますが、今、市役所の中の
会議室ですか、
会議室が不足しているというような
お話を聞いておりますが、不足はどこまでが不足かちょっと私も分かりませんが、なにぶん
会議するのに
会議室が足りないというのがありますが、その
会議室について、市長も足らないというようなお考えは持っておられるのか、そこら辺ちょっとお聞きしたいと思いますが。
○
議長(
中山新之助君) 市長、
田口信夫君。
◎市長(
田口信夫君)
会議室が少し不足をしておるんではないかという宮本議員の
質問でございます。
宇土市の庁舎、非常に職員に手狭でございまして、御迷惑をかけておるかと思いますが、これまで青少年ホーム或いは福祉センター等の市の施設に隣接したこういった建物を造って頂いて、主として
会議等はそちらの方でやって頂いておるということでございまして、そういう意味においては、若干御迷惑をお掛けしておるのかなと思っておりますが、現在では
教育委員会が、元の税務署の建物に移りまして、こちらの方に一つ
会議室を造ることが出来ました。水道局が元の法務局の
宇土支局の方に移転を致しまして、そういうことでございますけれども、理想を言いますれば、今申しますように本庁舎の方にまとまった大きな
会議室がない、そんなことから隣接するそういった施設を利用して、
会議等に当てておるという実態でございまして必ずしも
会議室が充足をしておるというふうには、認識を致しておりません。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) ありがとうございました。 突然、
上天草・
宇城水道企業団の中から
会議室は足るのか足らないのかという
質問で、非常に驚かれたかと思いますが、実はですね、この
上天草・
宇城水道企業団が市役所五階の以前
会議室であったかと思いますが、その五階に入居しておるというような実態がございます。これは、市長は
宇土市長であり、その企業の企業長でもあられる訳です。その
企業団が市役所の五階に何故入ったのかと、そこら辺をちょっとお伺いしたいですけれども。
○
議長(
中山新之助君) 市長、
田口信夫君。
◎市長(
田口信夫君) お答えを致したいと思います。 実は、御指摘がございました水道
企業団、現在市庁舎の五階の方に事務所を構えておるわけでありますけれども、これの最初は私どもの
宇土市の方に事務局を置くというようなことから、今ちょっと申しましたけれども、水道局が今事務所を構えております元の法務局の
宇土支局の、元々法務局の登記簿台帳等をおいてございました部分を少し事務室に改造を致しまして、そこで事務をとっておったわけでございますけれども、何分にもこれは本格的に
事業を開始するということになりますれば、相当な職員を配置をする必要があるということから、どうしてもあそこでは狭くなったという事情が出て参りました。水道局の方とも相談を致しまして、市の水道局の方がこの市に庁舎の方に、又再度移転をした方がいいのかということを相談いたしましたところ、水道局としては今の法務局の跡の施設の方が、何かにつけて便利がいいという事でございましたので、それでは
企業団の方が元水道局が事務所を事務室に使っておりましたところに引っ越しをしてもらおうということになった訳でありまして、今、宮本議員御指摘のように水道局が引っ越したあとは一時
会議室に使っておったところに、そういう意味では市の方にも迷惑をかけたかと思いますけれども、それを
企業団の方にお貸しをする形で入居をして頂いたという事でございます。以上でございます。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) それでは、
企業団の方が市の庁舎の中に移転をしたということで、御理解をしてよろしゅうございますか。そうならばですね、そうすることによれば、規約の中にはですね、いわゆる
企業団の規約というのがありますが、規約の中に、規約の第四条ですか、
企業団の事務所は
宇土市浦田町九十七番地
宇土市水道局内に置くという規約の条文があるわけですけれども、これとの兼ね合いはどんなふうにお考えでしょうか。
○
議長(
中山新之助君) 市長、
田口信夫君。
◎市長(
田口信夫君) お答えを致します。 今、宮本議員が御指摘になりました水道
企業団の所在地が元の、水道局が今入居しております、元の法務局の跡地の水道局が入っておるところの番地ということになっておりましたらそれは変更する必要があります。変更が出来ておりませんのでありましたら、直ちに変更をさせるように致します。大変失礼いたしました。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) 実はですね、これは今、企業長と言った方がいいんでしょうか、市長と言った方がいいんでしょうか非常にちょっと迷うんですけども、変更した方がいいということであるならば、変更するという
お話でございましたが、実はこれは十月の十五日に移転をされておる、移転をしたというふうに聞いておりますが、その後この変更に伴う、当然県の方への届けはしてない訳なんでしょう。県の方への届け出はしてあるかないか、これは、お聞きします。
○
議長(
中山新之助君)
水道企業団事務局長、今村 弘君。
◎
水道企業団事務局長(
今村弘君) お答え申し上げます。 まだ届け出はしておりません。ただあの若干あのお詫びせにゃいかんわけでございますけれども、一応ですね、基本的に
事業が来なくてですね、来年四月までぐらい今の事務所になるということで思っとった訳でございますけれども、狭くなりましたのでなわったわけでございますけれども、遅れておりますけれども、
企業団議会も十二月に予定しておったわけでございましたけれども、その中でいっちょお断りしながらしたいと思っておりますけれども、まだ、県の方にも議会に方にも出しておりませんので、大変申し訳なく思っております。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) 県の方にも届け出はしていない、それとこの
関係市町村の議会の議決も図っていないという事は認められますか。市長、
お願いします。
○
議長(
中山新之助君) 市長、
田口信夫君。
◎市長(
田口信夫君) 今、指摘がありましたことについては手続きが済んでいないというふうに思っております。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) 手続きが済んでいないということだけではなくて、実は市長、市長は県の職員時代に当時県の地方課というところで市町村の指導をなさっておられたと聞いておりますが、その関係で、非常に地方自治法
あたりにも明るい田口市長であると思っております。 そこでですね、実は、地方自治法の二百八十八条これをちょっと読んでみますとですね、一部事務組合、又は役場事務組合を、失礼いたしましたここじゃございません。今ちょっと条文を探しておりますが、いずれにしても地方自治法によります議会の議決が必要であると、いわゆる
関係市町村の議会の議決が必要であるということになっております。
企業団としては、そういった手続きも踏まえずに
企業団の事務所を勝手に市庁舎の五階に移設をしたと、この責任といいましょうか、いわゆる議会を軽視したその責任というものは非常に重いと私は思っております。それについて、市長、又企業長のお考えをお聞きします。
○
議長(
中山新之助君) 市長、
田口信夫君。
◎市長(
田口信夫君) 今、宮本議員御指摘がございました件につきまして、手続き上、私どもの手落ちがあったということを率直に認め、大変申し訳ないことであったと心からお詫びを致します。早急に手続きをとらさせて頂きます。
○
議長(
中山新之助君)
宮本直寛君。
◆十四番(
宮本直寛君) 当然、その手続きはしなければならないわけですが、非常に地方自治に明るい田口市長がそのようなことを無視してやられた。知っておられたか知ってなかったかそれは分かりませんけども、そういった議会を軽視するような、無視したようなやり方というのは非常に出来ないと、納得できないというのが私の心境でありますが、今、市長がいわゆる陳謝をされたということでよろしゅうございますか、そういうことでありますので、早速その手続きをされて、法律通りのやり方でやってもらいたいとこのように思っております。 何分今日は、その市長がどうのこうのということではございませんけれども、市の執行部におかれてもそういった仕事に対する熱意というものをきちんとしてやって頂くよう、
お願いをいたしまして、私の
質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました。 (拍手)
○
議長(
中山新之助君) 以上で、質疑並びに
一般質問は全部終了致しました。質疑並びに
一般質問を終結致します。
△日程第二 市長提出議案第八十一号から議案第八十六号まで
○
議長(
中山新之助君) 日程第二、市長提出議案第八十一号から議案第八十六号までの以上六件につきましては、本日配付の
平成十年第四回
定例会常任委員会付託議案一覧表の通り、これをそれぞれの所管の各常任委員会に付託致します。 尚、議案第七十号から議案第八十号までの以上十一件につきましては、
平成九年度
宇土市一般会計並びに特別会計歳入歳出決算の認定でございますので、後日決算審査特別委員会を設置の上、これを付託するとともに、閉会中の継続審査と致します。
△日程第三 各請願、陳情について
○
議長(
中山新之助君) 日程第三、各請願、陳情については、請願、陳情文書表の通り、所管の各常任委員会に付託しましたから御報告致します。 以上で本日の日程は全部終了致しました。 明日から十七日までは委員会審査等のため休会と致します。 次の本
会議は十八日(金曜日)定刻に
会議を開きます。尚、常任委員会は十一日(金曜日)建設委員会、及び文教厚生委員会、十四日(月曜日)総務委員会、及び経済委員会となっておりますので、宜しく
お願いを致します。 本日はこれをもって散会致します。 (午前十一時八分 散会)
平成十年第四回
定例会常任委員会付託議案一覧表総 務 委 員 会 議案第八十一号 専決処分の報告及び承認を求めることについて 専決第九号
宇土市税条例の一部を改正する条例について 議案第八十二号
宇土市税条例の一部を改正する条例について 議案第八十四号
平成十年度
宇土市一般会計補正予算(第四号)について経 済 委 員 会 議案第八十四号
平成十年度
宇土市一般会計補正予算(第四号)について建 設 委 員 会 議案第八十四号
平成十年度
宇土市一般会計補正予算(第四号)について 議案第八十五号
平成十年度
宇土市
簡易水道事業特別会計補正予算(第一号)について 議案第八十六号
平成十年度
宇土市水道
事業会計補正予算(第一号)について文 教 厚 生 委 員 会 議案第八十三号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を 改正する条例について 議案第八十四号
平成十年度
宇土市一般会計補正予算(第四号)について 請 願 ・ 陳 情 文 書 表
平成十年第四回
定例会* 請 願┌──┬─────┬──────────┬────────────┬───┬────┐│受理│受 理│ │ │付 託│ ││ │ │ 請 願 の 要 旨 │ 請願者の住所・氏名 │ │紹介議員││番号│年 月 日│ │ │委員会│ │├──┼─────┼──────────┼────────────┼───┼────┤│ │ │国立病院・診療所の │菊池郡西合志町須屋 │ │ ││ 4 │10・11・20│存続と機能の充実・ │ 第二種社会福祉団体 │文 教│西山誠一││ │ │強化を求める請願書 │ 熊本県患者同盟 │厚 生│堀内千秋││ │ │ │会長 徳丸弥八 ほか五名│ │ │├──┼─────┼──────────┼────────────┼───┼────┤│ │ │道路財源の確保及び │国道3号 │ │ ││ 5 │10・11・21│道路整備の促進等に │「緑川橋ー八代市区間」 │建 設│村田宣雄││ │ │関する請願 │ 整備促進期成会 │ │杉内良一││ │ │ │会長
宇土市長
田口信夫│ │ │└──┴─────┴──────────┴────────────┴───┴────┘* 陳 情┌──┬─────┬───────────┬───────────┬───┬────┐│受理│受 理│ │ │付 託│ ││ │ │ 陳 情 の 要 旨 │ 陳情者の住所・氏名 │ │備 考││番号│年 月 日│ │ │委員会│ │├──┼─────┼───────────┼───────────┼───┼────┤│ │ │ │県産材需要拡大県民運動│ │ ││ 5 │10・10・12│県産木材需要拡大に関す│推進
会議会長 │経 済│ ││ │ │る要望書 │熊本県知事 福島譲二 │ │ ││ │ │ │ ほか一名│ │ │├──┼─────┼───────────┼───────────┼───┼────┤│ │ │国民本位の公共
事業の推│全
建設省労働組合 │ │ ││ 6 │10・11・16│進と推進体制の拡充を求│九州地本熊本工事支部 │建 設│ ││ │ │める陳情書 │ 支部長 野口和弘 │ │ │└──┴─────┴───────────┴───────────┴───┴────┘...